この時期のぶどうのお世話は、春の陽気で樹たちが目覚める前までにせん定を終わらせることですが、同時進行でやっておきたい作業が苗木の植付けです。
植木鉢で1年養成した苗木たちも、畑に定植された樹たちと同様にまだぐっすり眠っている状態です。寝ている間にこっそりと植木鉢からぶどう畑にお引越しさせてあげると、苗木は春に目が覚めた時から畑に馴染んで、すくすくと育ってくれます。
植付けは天気の様子を確認しながら行う作業で、植付け後すぐに雨の予報が出ている時に行います。今週は2月26日に雨予報がでていたので、24日に穴掘り、今日25日に植付けを実施。無事66本のお引越しが終了しました。
今夜、程なく雨がシトシト降ってきました。植付けした表土の上に、フカフカの自家熟成もみ殻をたっぷり施しておいたので、苗木たちはまだ、大きな畑にいることも知らずにスヤスヤ眠っていることでしょう。
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