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執筆者の写真Matsumoto Hideya

2021.4.27 イモムシと誘引

穀雨に入り、地面が程良く潤い、ぶどうは新梢伸長期を迎えました。今日は満月。成長スイッチが入ると、新梢はぐんぐん伸びてきます。

3年目のヤマブランの幼木は、小さな花芽をたくさん付け始め、気持ち良さそうに風にゆれています。しかし、優雅にたゆたう健気な花芽と新梢の幼葉には、最強の敵が現れます。チョウ類の幼虫、イモムシです。この期間は、ぶどう畑の隅から隅までを歩き、新梢の幼葉の様子を観察します。穴が開いた幼葉を見つけると、近くにイモムシの気配!

セカンドヴィニュロンは、イモムシ高感度センサーが備わっているかのように、瞬時に気配を察知すると、ピンセットでつまみ出します。センサーが鈍い私は、伸びる新梢を番線に止めていくという誘引作業を開始しました。基本は、余分な芽をかいた後に行う作業なのですが、今年は、その芽かきは誘引作業と並行して行います。この深い理由は、また後ほど!



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