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執筆者の写真Matsumoto Hideya

2021.5.20 梅雨入りと、芽かき誘引、そして開花始め

立夏に入り、5月15日に梅雨入りとなり、周防大島油良は毎日雨が降ったり止んだりです。

ぶどうの新梢は、水をもらうと驚くほど伸びが早いので、毎日の誘引作業が欠かせません。でも、雨の中での誘引作業は枝を傷めてしまうので行わず、雨が降れば屋根付き畑の誘引を進め、雨が止んだら露地畑の誘引をします。今年は誘引作業と芽かき作業を同時進行していきます。この作業を並行して行うのはとても手間なのですが、この方法の最大のメリットは、良い花芽をもつ健全な新梢を選び誘引できること!通常の芽かきは、新芽が出てすぐに芽の配置のみを考えて摘み取るので、作業は楽なのですが残した新芽が健全であるとは限りません。また、芽かき後に残した新芽が虫に食べられて無くなるかもしれないなど、運を天に任せる感が強いのです。ついでに、春の柔らかい新芽は天ぷらにしても美味しい!・・・後ろ髪を引かれる思いで春先の芽かきはスキップし、今年はこの時期に芽かきと誘引を並行して行います。

そして、これからの時期は、品種ごとに差はありますが、ぶどうの開花が始まります。今季の一番のりは、5月12日屋根付き畑横のヤマソービニオンでした。これから26日の満月に向けて、ぶどうの開花が最盛期を迎えます。



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