小暑からぶどうが一粒ずつ色付き始めると、小鳥や昆虫たちの視線を感じるようになります。今日は、ぶどうの着色が早い屋根付き畑の「ハチネット設置作業」をほぼ仕上げました。が、先日、新たにシャインマスカットの枝間にこっそりとメジロが巣をつくっていて、あと数日後の巣立ちを待って残る箇所のハチネットを閉じることにしました。
この畑では生食品種を独創的に醸造用として育てています。比較的に雨が苦手な赤、白、紅系の生食品種15種類の6年生樹と、ピノノワールの3年生樹は、大きな屋根の下でゆっくりですがスクスクと生長しています。この畑は、とても彩り豊かで賑やかな畑です。さて、今年はこの畑のぶどうをどのように仕込もうか。オリエンタルスターの状態がとても良いので、ベーリーAと合わせてペティアンにしてみようか。マスカットオブアレキサンドリアをベースに紅系品種を混醸して、香り豊かな辛口ロゼをハーフボトルに詰めるというのはどうだろう。いやいや、思い切って全てを混醸、樽熟成をしてみようかな・・・
収穫はまだ1か月以上先ではありますが、妄想はどこまでも膨らみます。
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