冬至を迎えて周防大島にも強い寒波が襲来しました。ぶどう畑は全ての樹がすっかり落葉して、残った枝のみが寒そうに北風に揺られています。そんな中で、いよいよ私たちにとって一年の最大行事であるメンバーズ定期便の作成が始まりました。ぶどう樹の成長に合わせながら、少しずつメンバー募集をしておりますが、おかげさまで今期もいっぱいになりました。現在、お届けするワインとシセラのボトルは、それぞれのカラーキャップをまとい、あとはラベル待ちの半製品状態です。ボトルの中身をつくるだけでは半製品、これでは世に出すことはできません。さらに定期便として仕上げるためには、ロウキャップの色とエチケットだけでなく、商品説明の冊子、それから発送箱など一つ一つじっくり考えます。まず、メンバーの皆さんに伝えたい事をすべて書いて西村さんに構成・デザインしてもらい、さらに校正を繰り返してようやく定期便に必要なアイテムがすべて揃いました。私は原稿を提出したところでひとまず役目を終え、ロウキャップに引き続きラベル貼りもヴィニュロンヌにたくして、野良仕事に出かけています。そして、製品が完成次第、年末年始は私も合流して梱包作業に入ります。発送箱を組立て、製品と冊子を入れて封をします。2人のみの手作業は時間がかかりますが、メンバーの皆さんと定期便を通して想いを共有できることに感謝しながら丁寧に作業を進めます。
今年も昨年以上に色々な物語を詰め込んで楽しい定期便になりました。1月中旬ごろからお届けできますので、もうしばらくお待ちください!
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