旧元日（2月1日）からおよそ2週間が経ちました。もう2月半ばですが、ワイン農家の私たちにとっては正月休みが終わり、これからが仕事始めという感覚です。この2週間、私は主に畑の巡回（野良まわり）と薪拾いを、セカンドヴィニュロンは醸造所でシセラキュヴェバレルトライアル（クラウドファンディングで開発お披露目した新商品です）の仕上げとなるロウキャップ付けとラベル貼りを、各々のペースでコツコツと進めています。
昨日は久しぶりの雨模様。今日もまだまだ寒いのですが、ぶどう畑からは少しずつ冬眠から覚める気配が漂ってきました。畑に草の緑が見え始め、土の中では様々な生物が動き出しているようで、土を踏むとふっくら柔らかく、小鳥も集団で食料調達に訪れ賑わっています。
毎年のワインづくりはぶどう畑から始まります。2022年シーズンは、私たちが周防大島でワインづくりを開始して5年目になります。日々、畑やその周りの自然、空気感をしっかり察知して、今年も謙虚にぶどうを作ろうと決意を固め、今シーズンのスタートである剪定作業を始めようと思います。
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