かつて日本一に輝いたワイン栽培醸造家が、驚くほど手間ひまかけてつくった理想のワインを、飲み手に直接届けるために瀬戸内の島で立ち上げた、小さなドメーヌ。
全ては理想のワインづくりのために
ドメーヌ ピノ・リーブルは、瀬戸内海周防大島(屋代島)に醸造所を構える“メンバーシップ制”の小さなワイナリーです。自らぶどうを栽培し、そのぶどうからのみワインを醸造するワイン農家として、草刈りから収穫、圧搾や瓶詰めまで、全ての仕込みをヴィニュロン(栽培醸造者)2名で行っています。
常識的に考えれば、機械化や自動化が当たり前の現代において、私たちの仕込み方はとても非効率だと思われるかもしれません。最新の自動機械ではなく、人の手で繊細な調整ができる手に馴染む醸造機器を使い、自らが品質の担保ができる必要最小限のワインを、毎年のぶどうの状態に合わせて最良の仕込み方を考え抜き醸造しています。
そんな非常識ながら私たちが理想とするワインづくりを実現するためには、より小さく、そして既成概念に囚われない新しいワイナリーのカタチが必要である考えました。作り手と飲み手とが一体となり直接繋がるメンバーシップ制のワイナリーという選択を行うことで、その理想が現実となりました。
ブルゴーニュの老夫婦にみた、ワインの本質
約20年ワイン栽培醸造の最前線でワインをつくり続け、多くの経験を積ませていただきました。
地域を盛り上げる特産品として安定的に広く販売することを目指した地産ブランドワインづくりや、最新設備と精鋭組織で栽培醸造を行い、品評会で最高評価を獲得するためのワインづくりなど。
どの現場もワインづくりの技術を磨く最高の環境であり、成果が出ることはシンプルに嬉しくてガムシャラに仕事に没頭しました。
しかし、ワインづくりを仕事にすればするほど、成果が出れば出るほど、販売や催事に割く時間が増えていきました。そうやって栽培醸造の現場から離れれば離れるほど、いつしか自分の中でのやり甲斐や目的、達成感などが薄れて行ってしまう気がしました。
そんな「ワインの本質とは何か」と自問自答を繰り返す中で、漠然と頭に思い浮かんだのは、穏やかなぶどう畑が広がるブルゴーニュの小さなワイン農家でした。そこには大きな使命感や見栄や常識に縛られた製品はなく、老夫婦になってもささやかながら大切にぶどうを育て、その日常が丁寧に綴られた頑なまでに素朴で、不要なものが一切削ぎ落とされたワインをつくる景色がありました。
私は、そんなワインづくりを追求したい、その瞬間心は決まっていました。
ワイナリーと直接繋がる
メンバーシップの価値
一年に一度、
特別な定期便をお届け
メンバーのために手塩にかけて育てた希少ワインを定期便としてお届けします。フラッグシップであるDPLを含む、その年々で考え抜いて仕込んだ会費相当分以上のワイン/シセラを毎年1月中旬以降に送料無料でお届けします。
自らぶどう畑を見守りながら
毎年のワインを楽しみに待つ
SNSや会員限定の栽培醸造者ブログを購読いただけます。ワインづくりへの想いや日常の気持ち、なぜ今年はそのつくり方を選択したのかなど、現場での生の声をお届けしています。※SNSはどなたでも閲覧可能
希少なワインを
限定購入出来る
当醸造所では、決まったレシピを定めるのではなく、その年々のぶどうの状態に合わせて最良な仕込みを行っています。そのため、数十本から数百本という極少量で希少性の高い魅力ある製品が毎年生みだされます。優先的にメンバーの方々に楽しんで頂ければと考え、限定販売を行っています。
メンバー限定の
特別なイベントへの参加
メンバー限定のイベントへご参加いただけます。責任を持って真摯にワインづくりに向き合うために、畑での作業などワインの栽培醸造への直接のご参加はできませんが、シェフとの飲食イベントや畑のご見学など、限定人数でご参加いただけます。
醸造所での購入が
全て10%OFF
山口県周防大島の醸造所SHOP (予約制)にて、メンバーの方々は特別に10%OFFでワイン/シセラをご購入いただけます。
※ 収穫が始まる8月中旬から剪定作業が終了する3月下旬までは、醸造所SHOPはお休みとなります
ライフワークとして
ワイナリーと共に歩む
まだ始まったばかりの小さなワイナリーの挑戦、その伴走者として私たちと共に歩んでいただければ、これほど嬉しいことはありません。今期から一部のぶどう畑は円熟期に入り、これから益々成長していく過程や、成熟していく味の変化まで一緒に楽しんでいただければと思います。
最大でたった1000枠のメンバー枠、
2024年は調整のため最小枠のみ募集
現実的に考えて、私たちがつくり出せるワインは5万本や10万本ではありません。数千本というもっともっと少ない数です。出来ることならたくさんの方々に私たちのワインを気軽に楽しんでほしい、そんな想いを持ちながらも、ワインづくりに妥協しないという自らのワガママを通すために、機械を使えば数分で終わる作業も、品質を優先し何時間もかけて丁寧に仕上げます。そのため想いとは裏腹に、毎年つくり出せるワインはとても僅かな量であり、募集できるメンバーシップの枠は非常に少ないです。
また、毎年のぶどう畑の収穫量拡充に合わせて少しづつ追加募集を行っており、今期2024年は新たなフラッグシップDPLへの移行調整のため、最小枠の募集のみとなります。
先着順となりますので、なるべくお早めにお申し込みくださいませ。
※ メンバーシップ枠は数年かけて少しずつ募集を行い1000枠程度を上限とし、その後の募集は原則行いません
【ワイナリーへの参加ステップ】
1. メンバーになる
> サイト会員登録 してから、
メンバーシップ をご購入ください。
※毎年自動更新となります
2. ワイナリーと日々繋がる
> 栽培醸造者限定ブログ や
日々のワインづくりをご覧ください。
3. 醸造所に行く、参加する
> 限定イベントや、
予約制の醸造所SHOPで、
直接栽培醸造者とお話しましょう。
メンバーと共に理想のワインづくりを追求する
私たちは、ここ周防大島油良の小さな醸造所に喜びと誇りをもっています。なぜなら、この地この規模だからこそ生み出せるものが数多くあるからです。当醸造所の想いやワインづくりのテツガクに共感していただき、畑のぶどう達やその周りに集う様々な生き物達と共に、ワイン農家を見守ってくださる方と巡り会えれば、大変嬉しく思います。
また、私たちが妥協せず、通常の栽培醸造ではあり得ない程の手間ひまをかけ、ある意味非常にわがままなワインづくりをさせてもらえているのは、メンバーのみなさまがドメーヌ ピノ・リーブルを支えてくださっているからに他ありません。大きな感謝と共に、毎年一年に一度手塩にかけたワインをお届けいたします。
皆さまの忙しい日常の傍で、ワインづくりという物語をご覧いただきながら、毎年の定期便の到着をワクワクお待ちいただければ、私たち作り手にとってこれほど嬉しいことはありません。
ぜひ、お申込みをお待ちしております。
メンバーの声
一年に一度届く、私にとって貴重で特別なワイン。だからこそ、誕生日と結婚記念日、そして特別嬉しいことがあった日に飲むと決めています。
心から美味しいと思えたワイン。フラッグシップである2019 樽熟を飲んで、ヤマソービニオンの、ドメーヌ ピノ・リーブルのファンになりました。別格です。
驚くほど丁寧に作られていて、その姿勢に感銘を受けました。毎年のワインのクオリティーには届く度に驚かされています。
みかんのお酒シセラにも驚きました。
年齢もあって、多くは飲めなくなりました。だからこそ自分が関わりよく知った特別なワインを、特別な日に開けたいなと思うようになりました。味は格別ですよ。